事実に基づくサービスを提供する
G3 CONSULTING では、事実に基づくコンサルティングを強く意識しています。組織コンサルティングは、一見すると誰にでもできるサービスに見えます。組織との付き合いは全てのビジネスマンが経験しており、人それぞれの経験則や成功体験があるからです。しかも、組織については、財務課題のように一定の知識がないとコメントしづらいテーマでもありません。よって、あたかも野球中継のテレビの前では誰もが監督気分で持論を展開できるように、組織問題に関しても意見を言える訳です。しかし、テレビの前の持論が無責任で独りよがりであるように、それぞれの思いは必ずしも状況を的確に言い当てているとは限りません。
この状況は組織コンサルティング分野においても同じことです。つまり、コンサルタントの経験測や成功体験から「この点は良くない」、「こうすべきだ」などとアドバイスができる訳です。しかし、このアドバイスは必ずしもクライアントの状況に合致しているとは限りません。しかも、自分たちの解決策(ソリューション)を売らんがために、経営コンサルティングと銘打う場合も少なくありません。組織問題の解決には、成果を出すまでには長い時間が掛かる一方、失敗するには短期間で済みます。ゆえに、思い込みや独りよがりによって、積み上げてきた成功を一夜のうちに無駄しかねない怖さがあります。
一見すると誰にでもできそうだが、その扱いを間違えれば直ぐに大失敗をする、これが組織コンサルティングの持つ特徴です。そこで、経営者やコンサルタントや思い込みや独りよがりに頼らずに、「事実」に基づくコンサルティングが必要となります。実際の起きていることを把握し、経営者を社員の感じていることを理解すれば、状況認識や課題特定がより的確に行えるからです。G3 CONSULTING では、事実に基づくコンサルティングを強く意識しています。回り道に見えるアプローチても、結局のところクライアントの成功につながるからです。